殺人医師、45歳の挑戦

何が怖いって、谷川貞治イベントプロデューサーが面白半分で決める突拍子もないマッチメークほど怖いものはない。今日の東京スポーツは最終面で、3.14K-1MMAプレ旗揚げ戦におけるピーター・アーツスティーブ・ウィリアムスの総合マッチが決定したと伝えた。今自分の目を疑った人のために、もう一度書きましょうか。
ピーター・アーツ 対 スティーブ・ウィリアムス です。
ま、これは東スポのトバシかもしれないのだが、オレは狼狽した。正直言って、10年前のウィリアムスだったらオレはミルコ相手だろうがヒョードル相手だろうがシュルト相手だろうがモンターニャ・シウバ相手だろうが自信を持って送り出せたのだ(オレはウィリアムスの何なんだ)。しかし、現在のウィリアムスはIWAで浅野社長と2丁目劇場やってるのである。数年前からみっちり総合の練習やってるアーツとぶつけるのは、ちょっと酷ではないですか谷川さん・・・と思ってしまったのだ。
落ち目ってことならアーツも同様ではないか、などとK-1ファンに言われそうだがズバリ言って落ち目のレベルが違う! 40すぎて2丁目劇場ですよ! 男はつらいのよ! せめて、ウィリアムスの思考能力が衰えていないことを願う。アタマさえはっきりしていればアーツの1人や2人や3人や4人ぐらい、まだまだ軽くひねることはできるはずなんだが。