「猪木へのラブレター」 ラッシャー木村

ラッシャーが新日に参戦中であった1983年に出た本。これは面白すぎる。この面白さは読まないと判らないだろうが、目次を引用してその一端をお伝えしたい。

第1章「猪木へのラブレター」

  • 「こんばんは、ラッシャー木村です」の言葉の裏側
  • 猪木の強さはオレが一番知っている
  • 「イノキコール」に対する「かえれコール」の張り合い
  • テープを投げられる猪木とトマトを投げられるオレ
  • 馬場・猪木と戦った唯一の実力者として
  • ベルトの本当の「重さ」を診断する
  • レフェリーが社員であることの重要性
  • 「腕ひしぎ逆十字」のガマンの限界度
  • 「延ずい斬り」が本当にキク場所
  • 常人がやったら死んでしまうオレの練習量
  • オールラウンド・プレイヤーでは猪木を倒せない
  • ラッシャーのリングネームどおりに戦う
  • 猪木の頭がかたいから「頭突き」の効果がある
  • ブッチャーより多いオレの額の縦傷のあと
  • 足を複雑骨折しても負けなかった事実
  • ハンセンの「ウエスタン・ラリアート」を使う理由
  • 本当の決着をつけられる「金網マッチ」
  • 猪木の張り手30連発を受け続けたオレの本物度
  • 場外戦を挑む時の度胸合戦
  • 一対三マッチをオレが断行した秘密
  • こんなに深いオレと猪木の因縁
  • 猪木に好かれるレスラーと嫌われるレスラー
  • 猪木の亜流になるな!若手たちよ
  • オレと猪木のどちらが先に倒れるかの予測

第2章「浜口へのラブレター」

  • タッグで味方に技があたる必然性
  • 「飛行機投げ」が効果のある相手の最低体重
  • タッグ型レスラーがシングルを戦う難しさ
  • 浜口が長州と組むことのデメリット
  • 浜口とオレの凄みの差
  • 仲間が離れていくのはいつもつらい
  • プロレス人生最後のパートナー寺西勇
  • 浜口とオレがもとのさやにおさまる可能性

第3章「オレ自身へのラブレター」

  • プロレスをやるために相撲をやる!?
  • まずい!関取りになってしまう
  • 相撲をやめるにはマゲを切っちまうのが一番
  • 朝起きると必ず誰かがいなくなる練習のつらさ
  • 試合での5分は毎日の練習よりずっとスタミナを使う
  • いい試合をしないとその日からコジキアメリカ修行
  • オレの2倍もあるような素人が挑戦してくる
  • ホテルでサンマを焼く悲しき一人暮し
  • ラッシャー流「ヌカ漬け」のつくり方
  • アメリカにもいた大和撫子
  • 人には言えない悲惨なオ・ハ・ナ・シ
  • オレが今まで最高に飲んだ
  • 度肝を抜かれるA・ザ・ジャイアントのケタはずれ
  • またおいで。大胆不敵なドロボー野郎
  • 草津・お願い地蔵の効果もない人の話
  • 黒タイツにまつわる冷や汗ものの出来事
  • オレがレスラーになっていなかったら
  • 親からもらった小遣い2千円に、便所で泣いた
  • 子供は小学3年生までで将来が決まるぞ
  • 「たんぽぽの花」に寄せて

オレと戦った外人レスラーBEST10