このところ

またまたご無沙汰しております。
このところ仕事がしんどくてなかなか何かを書こうという気になれず、時間もとれず、映画も観られず本も読めずな状態が続いている。とはいえ深夜アニメ観たり「FarCry4」で遊んだりはしているし、TwitterCinemaScapeも書いちゃあいるので、言い訳にもなってないんだけど、そもそも誰に望まれているわけでもないこんなはてなダイアリ、言い訳する必要もないのであった。
ここ半年くらいに観たもので大きかったのは富野由悠季の新作「ガンダム Gのレコンギスタ」だった。ガッチャガチャのメチャクチャなアニメなんだけど、面白い面白くないで言うならばたいへん面白かった。ネットにはこれは失敗作だろうというご意見も多く、オレから見ても失敗していると思える部分は少なくないんだけど、それも含めて毎週ライブで観ていると実にスリリングで面白かった。視聴者たるアニオタの願望欲望に応える、つまり「思い通りになる」ことで高得点を叩き出すアニメばかりが流行っている中で、久しぶりに出会った「何ひとつ思い通りにならない」アニメだった。視聴者に結構高いレベルの想像力や洞察力を要求する作品で、普段使っていない筋肉を使わされるような感覚があった。これは幾度か繰り返して観る作品になるだろうと思う。こういう作品もあり、一方で「キリトくんはすごいにゃ〜」「流石ですお兄さま」といった作品もあるんだからアニメーションはなかなか豊かな世界だと思うのです。