続きを読むロボットアニメに平気で今村昌平を持ち込む男・富野由悠季原作の、たぶん忠実な映像化(原作未読)。宇宙世紀の童貞あるある。 (★4)
「JUNK HEAD」を観た
久々に観た「トゥルーライズ」はやはりキャメロンの映画だった
久々に「トゥルーライズ」をDVDで。なんと国内ではブルーレイが出てないんだな。後進国かよ恥ずかしい。公開時に渋谷の劇場で観て、以後も何度か観ている。
ジェームズ・キャメロンの作品の中ではあんまり重要視されず、語られなくなった映画だ。悪趣味なコメディでもありつつ莫大な予算の超大作アクションでもあって、どう受けとればいいのか困った人も多かろう。ちょっとバカにされている節さえあるが、世界最高の映画作家ジェームズ・キャメロンがただの駄作を作るわけがないのであった。今でも多くの娯楽映画が「トゥルーライズ」の影響下にあると思う。トム・クルーズのスパイのやつとか。
続きを読むジェームズ・キャメロンは、人間を「テクノロジーを通じて心と心を通わせる生命体」と定義している (★4)
「フランケンシュタイン対地底怪獣」をナメた記述にベリーベリーオコッタ
わたくしは「フランケンシュタイン対地底怪獣」という映画を人からはちょっとどうかと思われるほど好きで好きで、過去にこのブログでも感想を書いたものだ。皆さんも観るといいと思います。
そして今日、たまたまTwitterでこういうツイートを拝見しまして。
続きを読むしつこいですがまたまた「シン・エヴァンゲリオン劇場版」
『八甲田山』で死にゆく我々日本人
日本映画専門チャンネルで「八甲田山」。確か20年くらい前に、VHSで観たのが初見と思う。画質は悪く、顔の判別も難しかった。今回のは4Kデジタルリマスター版なので、凄まじくクレイジーな極寒のロケ撮影を堪能した。加山雄三とかいい役で出てたんだな、以前は気づかなかった。
続きを読む兵隊がバタバタ死んでゆく映画の何が面白いのかと初見時に思った。2021年に再び観て思う、これは「日本人」をド真ん中で捉えた映画だったのだ。やはり何が面白いのかとは思うけど。 (★3)
「シン・エヴァンゲリオン劇場版」にモヤモヤ
「ニッポン国VS泉南石綿村」が気の毒で気の毒で
最近やたらドキュメンタリーばかり観てますが、原一男監督の「ニッポン国VS泉南石綿村」をDVDで。尺は215分(3時間35分)。
「大阪・泉南アスベスト国家賠償請求訴訟」を主軸に、原告の皆さんを8年間にわたって取材したドキュメンタリー。アスベスト(石綿)は怖いけど、アスベストが怖いという映画ではありません。以下の感想はネタバレありのうえ、そもそも映画を観てないとよく判らないでしょうねえ。でも3時間半あるんだよねえ… まあ観ないよねえ…
続きを読む犠牲者の嘆きはなにしろ報われない (★3)