卒業嫌い

明け方、友人から山形なにがしとかいう人の「アシモフなんてダセーぜ」といった主旨の文章を紹介される。脊髄反射的に「こんな奴いつでもやってやるって! 本隊ブッ潰すって!」と越中詩郎化してしまったのだが、実はこういう人が結構多いであろうことも理解できるのだ。そりゃいろいろなSF読んだあとに再びアシモフ読めば、ダサくも見えるんだろうよ。しかしかつて好きだったものを卒業し、愛したものを否定してみせることが成長であるとは思わないんだ。オレは、もっとアシモフにのめりこむこと、アシモフを守る力を身につけることが成長だと思っている。