スポーツナビより

永田 空中殺法で高阪倒す!
(略)

3・26両国大会では脚固めで高阪をロープにはわせながらも裸絞めに落ち、4分41秒TKO負け。高阪の強さを肌で味わった。3日の高阪―ヒョードル戦のVTRを見て「あれはアクシデント負け。高阪はパウンドを食らっているように見えてもポイントを外して、下から攻めていた。改めて高阪の強さを見た。オレはヒョードルに全く歯が立たなかったのに…」と、その実力を再確認した。

 永田は「グラウンドでは勝てない。場外戦、空中殺法、雪崩式や断崖式の投げ…広いプロレスのフィールドを生かさなければ」と決意。

 実はマンションも1階に住むほどの高所恐怖症で、空中殺法は「ミサイルキックとか、過去3回しか使ったことがない」苦手科目だったが、今月初旬にタイへ行った際、象に乗って「すごくそう快な気分」になり克服。ホームの利点を生かし、雪辱を果たすゲームプランだ。

 高阪戦前はIWGPに背を向けていたように見せていた永田だが「すっきり勝って、遅まきながらIWGPベルト奪回に乗り出そうと大いに燃えていたのに、わずか4分で打ち砕かれた」と、その本心も告白。「勝った暁には、最強のチャレンジャーとして臨みたい」と燃えるミスターIWGPが、世界のTKを踏み台にする。

永田さん、象に乗って爽快だったのか。よかったなあ。