といっても出崎先生のアニメではなく、ジャック・ドゥミ監督の実写版の方。
仕事絡みで早送り気味で観たのであまりちゃんとした感想は言えないのだが、まあ面白くはない。原作ファンや宝塚ファンががっかりしたというのもむべなるかなと思う。ただ、普通に
ヴェルサイユ宮殿でロケしてるのは偉いなあと思った。これが公開された1979年にはテレビアニメも始まり、
出崎統先生が
ジャック・ドゥミとの格の違いを見せつけることになる。何が
シェルブールの雨傘だって! 関係ねえって! 出崎先生は
あしたのジョーにエースをねらえ、ガンバや宝島とか作ってんだって! 実績がケタ違いだって!
ジャック・ドゥミに入射光のハレーション、透過光の血ゲロがやれんのかって! 最後は必殺止め絵のパン3連発で決まりだって! やってやるって! 熱い風がコッチへ来たって!