テアトル新宿で筒井康隆原作のアニメーション「パプリカ」の予告をやってました。マッドハウスで今敏。予告を観てオレはもうホントにウンザリした。今敏は「PERFECT BLUE」を観てなにコラ死ねコラ、「千年女優」を観ておま死ねくそたわけコラと二度激怒し、だから評判のいい「東京ゴッドファーザーズ」もまったく観る気がせずにスルーして、なるべくこの監督は避けて生きていこうなどと考えていた賢しいオレなのだが、予告ばかりはどうにも避けようがない。これ一種の辻斬りだ。闇討ちだ。アニメーション「パプリカ」の画面のルックはまあ今敏のいつものやつで、そこからしてすでに非常に気に入らない。ウンザリだ。この嫌悪感がどこからくるものなのか判らないが、今からでもいいから何もなかったことにしてくれんもんかな。ちなみに筒井康隆の「パプリカ (新潮文庫)」は凄まじい小説である。筒井康隆の長編の中でも十傑に入ると思う。
- 作者: 筒井康隆
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2002/10/30
- メディア: 文庫
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