ピーター・スミット、射殺さる

http://www.boutreview.com/data/news05/050816peter-smit.html
ピーター・スミットといえば極真出身のキックボクサーで、滅法強かった選手だ。自分よりずっとデカいモーリス・スミスと正面から打ち合っていた、勇気の塊のような男だ。
確かリングス・オランダにも、射殺された選手がいた。クリス・ドールマンを例に挙げるまでもなく、オランダの格闘技界は黒社会と直結している。リングの上でデカい顔をしてる選手が、そのまま暗黒街で顔役として通用しているのだ。これは実に幻想を刺激する結構な話だが、こうして実際に見知った選手にいざ死なれると、とても喜んでる場合ではない。娘さんの目の前で撃たれるなんてなあ・・・御冥福を、せめてやすらかに。