前田日明の「わッ毒ガスだ」

週刊ゴング巻頭の前田日明インタビューを熟読。表紙コピーが「よくも昔の思い出に泥を塗ってくれたな!」。相変わらずだなあ。
オレはプロレスがもうダメだとはあんまり思わないが(時々は思う)、プロレス界がもうダメだとは頻繁に思う。この世界はもう腐りきっている。
幻想コミだが、たぶん昔は違ったのだ。プロレスラーは実際にフィジカルエリートだったし、プロレスマスコミはどのジャンルのジャーナリストよりも文学的だったし、フロントのスタッフたちは実に優秀で世界を相手にビッグ商売を切りまわしていたのだ。
それがオイ、今のザマはなんだなんだ! プロレスラーはプオタの学プロあがり、マスコミは潰しのきかない穀潰し、スタッフは揃いも揃ってボンクラス、優秀なのは詐欺とタカリのテクニックだけ。お前らイバラギ社長を笑えないだろ! こんな世界終わって当然だ!
こんな状況にしといてコラ、上井の呼びかけに誘われて久々に天岩戸から出てきたアマテラス前田日明が浦島太郎と化してびっくりして逆ギレするのはまあ仕方ないという気もする。とにかく今のプロレス界にはまともな人、できる人がいない。本当に、びっくりするほどいない。いるのかもしれんが力を発揮できていないのでオレにとってはいないに等しい。お宅の雑誌の安西ね、彼ちょっと問題ありますよ! どうすんのこれ、ああ? 高田やられたよ、ああ? どうすんねん、これ!(怒)