「植芝盛平と合気道」

植芝盛平と合気道―開祖を語る19人の弟子たち (合気ニュースブックシリーズ 1)

植芝盛平と合気道―開祖を語る19人の弟子たち (合気ニュースブックシリーズ 1)

植芝盛平と合気道 (続)

植芝盛平と合気道 (続)

id:Dersu:20060214の続きのつもりで読んだのだが、あまりにも抽象的、宗教的、精神的な話ばかりで、正直言って辟易した。なにしろ「宇宙」「天地」「愛」「和合」「求心」「気」などの香ばしい単語が目白押しなのだ。「植芝先生は宇宙が地上につかわした天使!」と言いきる門人の方もいた。
植芝翁が大本教と深く関わり、自身も宗教家の如き高邁な思想を持っておられたことは知っていたが、さすがについていけなかった。ただオレは、鉄砲の弾丸をよけたとか、天井を歩いたとか、そういう講談まがいの話が読みたかっただけなんだけどなあ。