東京五輪に関する愚痴

今回は不快な文章ですみませんと予め謝っておくしかないネガティヴな内容なんだけど、なーもうさー今からでもオリンピックやめようぜーゴロゴロ、という気分が止まらない。2013年に東京開催が決定するよりも以前、招致運動の時点からオレはイヤだったんだ。東京に住むオレは、オリンピックの年に爆発的に発生するに決まってる不都合の無限連鎖、想像を超える醜態の数々、非日常に興奮したバカどもの大騒ぎ、など、など、などを間近で見ざるを得ず、それらを心から忌み嫌う者だ。いやいや東京五輪はもう決まったことなんだから張りきっていきましょうがんばっていきまっしょい、という方々も多かろう。それ知ってるよ、一億火の玉だろ、欲しがりません勝つまではだろ。合唱の練習に必死になる女子か。静かに暮らしたいと思っているのは吉良吉影だけじゃあねえんだぜ。

だいたいオリンピックなんて売出し中の後進国か、安定の超大国でやるもんじゃないのか。今や日本は国力ガタ落ち、落ち目で貧乏くさい国なんだよ。落ち目を世界にアピールしてどうすんだみっともない。

加えてオリンピックなるイベントが素晴らしいもんだとは全然思えないので、張りきっている連中がオレには田舎者にしか見えない。あんなもんは毎度毎度発祥の地ギリシャでやっておればよいのである。いや、そもそもオリンピックそのものが必要ないのだ。例年、各競技毎に世界選手権をやっておるわけで、それで何か問題あるのかと思う。近代五輪の歴史なんてたかだか100年ちょっとだろ、クソしょうもない。ボクシングのクインズベリー・ルールより歴史浅いやん。大相撲なんか江戸時代からやってるからな。

2020年東京五輪が現代日本人の悪いところすべてを白日のもとにさらけ出す地獄のイベントになるのは、もはや明らかであるように思う。招致活動をしていた連中の嘘八百。決まってみればやれエンブレムだ、新競技場だ、追加予算だ、賄賂だなんだとクソみたいな話だらけ。何かあるたびにオレは「そら見たことか」「言わんこっちゃない」と胸の内で呟いていたのだが、頻出する問題の多さに最近は「そおおら見たことかあ。言わんこっちゃあないんだよおお。ほええん」などとリアクションが大げさになってゆくばかりでバカみたいだ。心の底からうんざりしてるんだけど、ナーニこんなもんで済むわけがないからね。これからもまだまだ出てくるぜ犬のクソが山盛りなんだぜ。オリンピックとパラリンピックがようやく終わるその時までに、自分が日本人であることがどれだけ嫌になっているだろうと想像すると、今から憂鬱になるんだよなあ。