猪木ゆく

10.1に猪木が死んで、なんとなく心ここにあらず状態で2週間ほど経った。数年前から覚悟していたので、訃報そのものに驚きはなかった。生前葬もやってたしなあ。年とって病気で死ぬなんて、非常識な猪木にしては常識的だ。しかし自分にとって猪木のいない地球ははじめてなので、戸惑いはある。まるで別の星に来たみたいだ。

猪木評を書く気もないし猪木の記憶を書く気もしない。褒める気もけなす気もしない。他の人の文章なら読みたい。自分如きは胸に風穴の空いた、たくさんの人たちの中のとるに足りぬひとりにすぎない。悲しいとも安らかに眠れともなんとも思わない。ただてめえのブログの最新記事がいつまでも安倍晋三のおもしろおかしいやつのままなのもアレなので、更新しておきます。