柴田対武蔵

柴田対武蔵にはガッカリだった。なんだこれ企業間ビジネスじゃねえかよ。サラリーマンにも程がある。どういう話が成立しててもいいから、そんなもん裏切って客の目の前でやっちまえばいいんですよ。前田対ニールセンをやろうとしたら武藤対ペドロ・オタービオ、藤波対リチャード・バーンになってしまった感じだ。だったらラジャ・ライオン見るよという話である。見せかたにしても異種格闘技メドレー、ダイジェストをやろうという発想がもうダメだ。平均点をとろうという発想だ。
新日のドームには毎回「ここまで落ちたのか」と思うのだが、今回は本当に本当に本当にひどいと思った。ドーム病どころではない。「アルティメット・クラッシュ」で一歩前進したと思っていたのに気がつけば百歩後退である。