世界は東スポを中心に回っている

先日、友人に言われたひとことがずっと引っかかっていたのだ。
いわく、「東スポは世間ではない」と。
言われた時は、なんとなく流してしまった。確かに世間における東スポの認知のされ方は特殊だ。ヨタばかり載ってるいいかげんな新聞である、というのが常識とされている。しかし果たして本当に…そうか?
日本新聞協会の調査では、現在日本で販売されているスポーツ新聞の総発行部数はおよそ600万部足らず。
http://www.pressnet.or.jp/data/01cirsetai.html
そのうち東スポがどれほどの割合を占めるのかというと、250万部なのである。
http://www.tokyo-sports.co.jp/2.html
半分近いシェアだ。なんだ圧倒的じゃないか、我が東スポは!
スポーツ新聞同士で比べても意味ないよと仰るむきもあろう。では雑誌と比べてはどうか。
http://www.j-magazine.or.jp/FIPP/FIPPJ/F/
ここでたいがいの雑誌の発行部数を見比べられる。月刊だの週刊だの皆さん数十万部あたりで頑張っておられるが、東スポの250万部は日刊の数字である。毎日毎日250万部出ておるのだ。その影響力たるや凄いもんではないか。はっきり言って、東スポをメジャーと言わずして何がメジャーなんだって話である。やっぱり小林魔裟斗君や須藤元気選手は、オシャレ雑誌でファッションモデルやるよりも東スポ紙面でおもしろ特訓、おもしろアピールをガンガンすべきなんだよ。小橋先生なんかサウナ特訓、クマの剥製スパーリング、カニ乳首、太平洋上空の飛行機の中でスクワットですよ。やはり東スポは世界最高峰のステージ… オシャレ雑誌などいらなぁぁーい!! 営業を忘れたファッションモデルには上がれないリングゥゥー!(あー気持ちいい)