テレビ観戦。いやいや、素晴らしいものを見せてもらった。強ければそれでいいんだ的格闘技を見ちゃひねくれて星をにらんだボクチャンチンもわっしょいわっしょい拍手喝采、子供に帰って大興奮。明日は小学校で天龍ごっこだ！ お前三沢な。
小橋・潮崎VS健介・勝彦。なんだなんだこの潮崎という若者は非常にいいではないかよいではないか。中嶋もだが、２３歳と17歳にしてこういう沸点のバカ高い試合を経験できるというのは幸せなことだ。ドッカンドッカン爆発する武道館のど真ん中で、プロレスするとはどういうことなのか、またひとつ深いところを知ったことだろう。こいつらいいレスラーになるんだろうなあ、これでいいレスラーにならなかったらバチが当たるぜ。
三沢対天龍は極めつけのキラーカード。顔だけで銭のとれる2人、頼んでないのにドツキ合いもハードコア。握手ひとつ、チョン蹴りひとつで武道館が沸騰失禁大興奮。これもうほとんどプロレス名人戦、プロレス日本シリーズ、プロレスキングコング対ゴジラだ。辻アナならずともヒャッホー叫ばずにはおれない花王名人劇場。いやいやいやいや、何が60億分の1だコラと。何が男祭りだコラと。何がファブリシオだコラと。100万光年早いんじゃ、邪道で何が悪いんじゃと。ポーゴ寿司でも食って出直してこいコラ、タココラ、デエイ、デエイ、ペイッ！、ペイッ！という話である。
