- 作者: 山本郁榮
- 出版社/メーカー: 形相
- 発売日: 2007/12/01
- メディア: 単行本
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郁榮氏はかつてのレスリング五輪代表で、KID徳郁はメチャ強いプロ格闘家である。だから郁榮氏がKID徳郁を絶賛する本を出版しても当然いいのだけど、しかしですね、親が子をメチャクチャ褒めてる本を読むというのはそれだけでなかなか居心地が悪いもので、その一方でこの本には父親らしい愛情のこもった目線が一切ないので驚かされるのだ。山本”KID”徳郁の異常な才能に、退役格闘家・郁榮氏がただただマジで感嘆している本なのである。
想像するに、たとえばアニマル浜口が浜口京子のことを書いた本(調べてみると数冊ありますな)ならば、もう少しアニマルの父親としての目線、教育論、家族愛、娘よかくあれかし、嫁に行ったら泣いちゃうなといった内容になると思われるのだ。山本親子は完全に2頭の雄(オス)と雄(オス)。なんという肉食獣…!