長州、ZERO-ONE会見に乱入

やっぱりなんだかんだ言うてもねえ、橋本対長州なんて最高に燃えますよ! 曙対サップなんか吹っ飛びますよ! あんなもん所詮スポーツですよ! やっぱり遺恨ですよ、遺恨! 「あのおっさん、死にたがってんだ。オレが殺してやる」との橋本のコメントは、長州というどうしようもない人間と2人の歴史、関係性をまるごと真っ芯で捉えた発言だ。こういう言葉が天然でスッと出てくる視野と感性、これはやはり天性のプロレスラーしか持ち得ないセンスである。橋本の視界には間違いなく大晦日のPRIDE、K-1猪木祭りが入っている。このカードは時代の寵児たる格闘技への、純プロレスからのカウンターパンチとなりうるカードかもしれない。こんな時代に純プロレスが見せるべきものがあるとするならば、それは強さ比べを超えた人間比べだ。そしてまだ橋本は「小川」という最高の切り札を持っているのである。