「柔道一直線」 梶原一騎/永島慎二/斉藤ゆずる

梶原一騎の諸作の中で、一流の中の超一流にはまず数えられることのない一作。その理由も明らかで、最後のほうになるともうグダグダなのである。梶原一騎には、素晴らしく面白いにもかかわらず最後でグダグダになる作品は少なくない。いや少なくないというより、そんなんばっかりだ。しかしだからといって、全然駄作ではない。駄作ではないっ。

柔道一直線 (第1巻)

柔道一直線 (第1巻)