- 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
- 発売日: 2005/06/24
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「トップをねらえ2!」の3話を観る。まあ、まあ、なかなか面白かったんだが、それにしても最近こういうの多くないか。この脇役の人物には実はこういう思い出とこういう屈折した思いがございまして、それが今回このように解決・克服・成長するわけでございます、といった一席である。しかし、この前段と後段をいっぺんにやられるとオレはどうしても「お手軽だな」と思ってしまうのだ。それ今回急に考えたんちゃうんか、と(実際に今回急に考えたなんてありえないにもかかわらず)思ってしまうのだ。
それよりも、やはりもともとの木星はなくなっていたり、ありえない低温で時間移動しちゃったりの小ネタのほうに興奮するんだよな。ところでこれ何話やる予定なんですかね。限られた話数でまとめなければならないOVAではいつの間にか、すべてを語りつくさない寸止めの美学といったものが生じているように思えるがオレはあんまり好きじゃない。面白いアニメなら、フルコンタクトでどーんと50話ぐらいやってほしい。今回のお手軽感は、結局物語を駆け足で消化せざるを得ないための必然的な弊害だと考える。