映像はまだ観ていないが、小川は完勝だったようだ。レコにはハッスルに出ていただきたい。ミルコは失神ＫＯ負け。ランデルマンは楽な相手では全然ないので、大波乱とも思わなかった。明らかにノゲイラ戦後のミルコは「神がかり」を失っている。それでもジミー・スヌーカ・チルドレンであり、藤原嘉明をセンセイと呼ぶ男があのミルコを失神させたのは痛快である。
いったいどれほど強いのか、早く映像で確認したいのはハリトーノフ。はっきり言ってニンジャ戦は今大会屈指の好カードであり、オレもかなり期待していたのだがまさかサンビストがシュートボクセを打撃でKOとは。正直ビビった！ たじろいだ！
さて小川は確かに勝ち上がったのだが、ここで重要なのは高田モンスター軍の２人（ジャイアント・シルバ、ケビン・ランデルマン）もきっちり勝ち上がっているということである。特にシルバは年齢のこともあり、「いつ誰にどう負けるか」を宿命的に問われ続ける存在だ。かつてのアンドレほどの文学性はないにしても、シルバをただの総合初心者、トーナメントのノイズとしてしか見ない能天気なガチ信者が多すぎる。お前らいったい何を見てんだという話である。ハッスルしろよ！
