飲み会で

今日の飲み会(また新宿三平酒寮だよ)ではっきりしたのは、ミルコはとりあえずドスカラスJrにあやまれということだ。試合のことではない。試合は関係ない。カード決定の後、ドスJrが覆面で試合をすると聞いてせせら笑ったことをあやまれということである。
ミルコは警官から政治家になった公僕である。これは日本でこそギミックとして利用しているものの事実であり、彼ははっきり国家・体制側の人間だ。早い話、例えば駐車違反で警察に切符切られたら腹立つでしょう。ミルコは切符を切る側の人間であって、切られる側ではない。
ルチャ・リブレとは「自由への闘い」を意味する言葉で、70年の歴史を持つメキシコ固有の民族文化である。原住民(リンピオ)対征服者(ルード)という対立構造を根幹に持つルチャを、体制側の人間であるミルコが鼻で笑ったのだ。ふざけんなという話である。オレがメキシコ首相なら即座にクロアチアと戦争だ。これはイデオロギー闘争だ! ミルコは自分がいったい何を侮辱したのかを知らねばならない。