プロレスについての御意見

友達でもなんでもないがつきあいはそれなりに古い富山在住のD(Pだっけ?)がソーシャルくそったれネットワークmixiの日記に書いていた文章を、本人の許可を得てここに全文引用する。この文章、もうちょっとだけ多くの人に読まれていい。

プロレスの話

あのですね、プロレスがほんとにつまんない昨今ですが、ひとつ気付いた事があったんです。たまに最近「いいなあ」と感じる事すべてに共通項があったんですよ。

その共通項は「女が喜びそうにない」ところ。

ひとつ挙げれば源ちゃんなんてギャルから見たら気持ち悪いし、あの強さは可愛げがない。だから思わず源ちゃんに「もっと頑張ってプロレス界から女性ファンを追い出してくれ」と願ってしまう。それは自分が何となく、女性客がいなかった昭和のプロレス会場が恋しいんだろうなぁ。と気付いたんですよ。

だってわしが小さい頃足しげく通った富山市体育館には小学生のガキどもがいっぱいいたし、ガキがプロレスを好きになる理由には「女にはわからねえだろう」という「ガキなりのダンディズム」みたいなものが少なからずあったと思うんですよ。

それなのに今のプロレスはどうだい。女にモテることばっかり考えているレスラーどもの体たらく。きゃーきゃー黄色い声もらってご満悦のレスラーなんて少年達は応援したくありませんよ。カッチョわりい。学校でガキ同士プロレスの話してる時にいきなり女子から「私もプロレス好き」なんて言われたら興醒めですよ。ドッチラケ。はい解散。ダンディズムが傷ついてしょんぼり仕方なくファミコンですよ。ドクタースランプアラレちゃんですよ。どおしてくれんだよホントに。
ガキが一番幸せなのは「昨日凄かったな〜タイガージェットシン!どうやって火ぃ出したんだよおぉぉぉぉぉ!」と掃除もしないで男子同士盛り上がって、傍で女子が嫌な顔をしているシチュエーションですね。しかもその女子が美少女なら尚良し。さらにその美少女が先生に「男子たちが掃除をしません!」と告げ口すれば最高。ウットリ。ああ、そんな幸せなおもひでは一生忘れませんよ。死ぬ前に病院の天井見つめてワンモア思い出すね。絶対。

あれからオナニー覚えて大きくなって出会った大仁田やW☆INGに夢中になれたのは、俺たちがガキの頃に戻れたからだと思う。会場の心地よさは、女がいなかったあの頃に似ていたからかも知れない。

今の新日本はズバリ「女が喜ばない事」を追求すれば生き残れると思うなあ。猪木がフフフッと言っていることは、そういう事だと思うなあ。
だれか翻訳してやれよ。

そうすればおのずと「頭突きとボディスラムとヘッドロックだけの前座試合」と「凶器による流血」と「あいまいな裁定」と「口だけじゃないマイクアピールおよび乱闘」が生まれる。小学生がウットリする。簡単ですね。

ああお願いだから、誰か俺に団体を預けてくれ。